Sep 24, 2021

膝の水は抜くだけでは治らない？〜膝痛専門〜駒込JM整体院

こんにちは！駒込JM整体院院長の小道です。本日は、『膝の水は抜くだけでは治らない？』というテーマで話していきたいと思います！この記事を読んでくださる方の中にも、膝が痛くて病院に行ったら、膝の水を抜いてもらったという方がいらっしゃるかもしれません。しかし、あまりよくならない….という方も中にはいるかもしれません。そんな方は、今日の記事を見ていただいて、何かヒントになればと思います。

この記事の目次

膝が痛くなる原因は何？
膝に溜まる水の正体は？
なぜ膝に水が溜まるの？
水を抜くだけでは痛みは取れない？
まとめ

膝が痛くなる原因は何？

私たちの身体の中でも、膝関節は、複雑な構造をしています。

大腿骨と脛骨を繋ぎ合わせるための「十字靭帯」があり。クッションの役割をしている「半月板」。膝が左右にブレないように支えているのが、「側副靭帯」。膝の曲げ伸ばしの動作を行うための「複数の筋肉」 このように、多くのものが関係している膝関節は、他の関節よりも負担がかかりやすく、損傷も起こりやすい部位となります。そんな中でも、膝の痛みの原因として考えられるのが、

加齢による痛み
成長痛（オスグッドなど）
スポーツが原因の痛み

etc… このような原因で痛みが出ることが多いです。

膝に溜まる水の正体は？

関節内は、関節液という液体で満たされています。関節液の役割として、関節の動きを円滑にすること、関節軟骨の栄養源があります。関節内に炎症などの問題が生じることで、関節液が増加し、これが「水が溜まっている」状態となります。ということで、水の正体は、「過剰に出た関節液」ということになります。

なぜ膝に水が溜まるの？

関節に水が溜まることを「関節水腫」「関節水症」と言います。なぜ膝に水が溜まるのかに関しては、現在の医学では、完全には証明されてませんが、身体的ストレスにより、関節内に炎症が生じたりすることで、関節液が増加することが多いです。

そのほかに、膝の痛みと共に晴れの症状が現れる疾患としては、

関節リウマチ
変形性膝関節症
半月板損傷

etc… が挙げられます。今回は、一つ一つに対しての話は長くなるので割愛します。

水を抜くだけでは痛みは取れない？

溜まったから水を抜こう！は対症療法でしかありません。水が溜まってしまう原因を取らない限りは、この対症療法の繰り返しになってしまうのです。ですが決して注射が悪いものではありません。膝に水が溜まることで、屈伸がしやすくなったり、膝の筋力低下を抑えることができます。しかし、あくまで対症療法です。しかし問題になってくるのは、それを再発させないということです。ということは、今の自分の体がどういう状態なのか、なぜストレスが加わっているのかを知ることがとても重要になります。体は繋がっています。身体の痛みが出る時、その痛みが出ている部位だけが原因ではないことはとても多いです。当院では、膝だけでなく、そのほかの部位も見ていくことで、なぜ膝に痛みが出ているのか？なぜ負担がかかっているのかを追求することで、痛みが出ない身体作りを目指した施術をさせていただいております。

まとめ

今回は、膝関節の水について話していきました。それぞれの生活環境や、習慣など色々な要素が重なって症状が出るので、一概にこれということは言えませんが、痛みが出たり、水が溜まるのにはそれなりの原因があると思います。今ある痛みは、今のうちに少しでも解決していくことがとても大事です。痛みの影響で、仕事や生活に支障が出る前に、まずは一度当院にお越しください！膝痛の方はこちらをご覧ください