Aug 18, 2020
怪我をしたら…
こんにちは!あなたの痛みの原因追求します!柔道整復師の吉澤です!!! 夏本番を迎え 皆様、身体を動かす機会が増えてきたのではないでしょうか? 当院は、院長と私がスポーツトレーナーもしている為、スポーツをされている患者様にお越し頂くことが多いです。 今回は、予想だにしていなかった〝怪我〟についてお話してまいります。これは病院に…!!!
実際にあったエピソードになるのですが 吉澤が担当していたお客様のお話です。 野球をされている患者様で、肩関節の痛みでご通院されていました。 その日は足を引きずっていて、スーツだったので着替えてもらったところ…膝がこんなことに…!!!
野球のスライディングをした際に、試合終了後に膝を見たら血だらけになっていたそうです… 受傷三日後だったらしいのですが お写真を見ていただければわかるのですが、ただの擦り傷ではありません。 傷口の周囲の色が紫色になり、腫れがあっていたのです。 私は患者様へ確認しました 私「ぶつけてはいませんか?」 患者様「擦りむいただけです」 。。。 この腫れ方と色で疑うのは…細菌感染あなたのその膝痛、放っておいたら◯ぬかも…!!!こちらのブログ記事でもご紹介させて頂きましたが 細菌感染はバカにできないです。適切な処置ができないと、最悪の場合は死に至ります。 今回も、〝怪しい〟と思い すぐに内科をご案内させて頂きました。 診察の結果
〝破傷風の疑い〟
でした。 破傷風は、擦り傷などの傷口から入る菌によって引き起こされる病気です。 致死率は30%と、とても高いです。 今回は細菌感染は間違い無いので抗生物質が処方され、破傷風可能性もあるので破傷風のワクチンも打ったそうです。 処置が遅れていたら…とぞっとするようなお怪我でした。 施術だけではなく、幅広い知識が無いと患者様を不幸にしてしまうと改めて実感した症例でした。 痛み一つとっても、色々な病態があります。 安易に自分の判断で決めつけず、迷ったら専門家に相談しましょう!!! 最後までお読み頂き、ありがとうございました!!!