May 18, 2022
ストレートネックの原因と対処法
こんにちは あなたの痛みに寄り添います。駒込JM整体院です。 本日は『ストレートネックの原因と対処法』ということで話していきたいと思います。 医療機関に、肩こりや首の痛みなどで受診された際に、『ストレートネック』と言われたことがある方はいらっしゃいませんか? スマホの普及に伴って増加傾向になることから、『スマホ首』と呼ばれていることもあります。 では、ストレートネックになることで、どのような不調が起こってしまうのでしょうか?この記事の目次
- ストレートネックとは?
- 原因や症状
- 対処法
- まとめ
ストレートネックとは?
最近、スマホ首という言葉を聞くことも増えてきましたが、スマホ首とストレートネックは同じものと考えてもらっていいです。 では、どのような状態がストレートネックのされるのでしょうか? ストレートネックとは、その名の通り、首の骨が真っ直ぐに近づいている状態を意味します。 人間の首の骨は、7つの骨が積み重なって構成されていますが、本来であれば上記の図のように 緩やかい前弯しています。 そのアーチの構造を作ることで、頭の重さを支えることができているのです。 しかし、ストレートネックになることで、通常よりも頭の位置が前に出てきてしまいます。 また、布団に横になった時、枕と首の間に隙間ができる傾向も見られます。 簡単にストレートネックをチェックするには まず、壁際に立ってみましょう。 壁にかかととお尻、肩を付けた時に、頭が壁から離れているもしくは、意識しないと頭が壁につかないような場合は、ストレートネックになっている可能性が高いとされています。(確定ではないです。)原因や症状
ストレートネック自体は病気というわけではありません。 しかし、首の骨の本来持っているアーチ構造が損なわれることで、様々な不調のリスクが増えてきます。 ではなぜストレートネックになってしまうのか?スマホの見過ぎ
先ほども、ストレートネックは「スマホ首」といったように、スマホの普及に伴って増加傾向にあります。 私たちの頭は、体重の10分の1程度の重さがあるとされており、重力の影響で首には常に負荷がかかることになります。 首の骨のアーチがしっかりしている場合は、首にかかる負荷は4kg〜6kg程度とされています。 この程度の負荷による筋緊張であれば、一晩休むことで回復も期待できます。 しかし、頭が前に出た状態で作業するにつれて、首にかかる負荷も増していきます。 顔を前に30度傾けて、頭が前に出ている状態だと、首にかかる負荷は約18kgまで跳ね上がります。 このような状態が続くことで、首の筋肉が緊張して、硬くなった筋肉によって、首の骨が引っ張られて、徐々に首の骨のアーチがなくなり、真っ直ぐになってしまいます。視力の低下
パソコンやスマホを見過ぎて、視力が低下してくることで、必然的に、画面へ顔を近づけたり、姿勢が悪くなっていくことで、結果として、ストレートネックになるリスクが増します。骨盤の後傾
長時間のデスクワークにより、骨盤が後傾することで、姿勢が猫背気味になります。 骨盤が後傾することで、バランスを取ろうと頭の位置が前に移動します。 そうすることで、結果としてストレートネックになるリスクが増します。身体に合わない寝具
毎日使っている枕が高すぎたり、硬すぎたりすることで、寝ている間にも、首に負担をかけてしまうことがあります。 その結果、首周りの筋肉が硬くなり、姿勢が悪くなっていくことでストレートネックになりやすくなります。 また、逆にあまりにも柔らかい布団を使っていることで、寝返りが自由に打てなくなり、寝ている間にも身体が疲れてしまい、結果としてストレートネックになってしまうリスクが増えます。症状
ストレートネックになると体だけではなく、精神面にも悪影響を及ぼす可能性があります。- 頭痛
- 自律神経の乱れ
- 肩こりや首こり
- 眼精疲労
- めまい