膝に水が溜まった時はどうすればいいの?
今回のテーマは「膝に水が溜まった時はどうすればいいのか?」です。
当院には膝の症状を訴える方が多く来院されます。
その中で痛みはもちろんのこと、膝に水が溜まって症状が出てしまっている方もいます。
膝に水が溜まる理由
膝も関節の中には、関節を包み込む関節包と言われる袋があり、その内側には滑膜と呼ばれる関節の動きを滑らかに動かす組織があります。
この滑膜に何らかの、炎症が起きて水が溜まってしまいます。
この水が溜まっている状態を『関節水腫』と言われます。
原因としては
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- 変形性膝関節症
- 関節リウマチ
- 半月板損傷
- 感染症
- 痛風
- 膝に対する過度な負担
などがあげられます。
これらのことによって、関節内で炎症が起こり水が溜まり歩行時や屈伸時に痛みを伴っていきます。
水が溜まった時の対処法
基本的には整形外科で水を抜いてもらう方だったり
整骨院でマッサージや電気治療を受ける方が多いと思います。
何度も水を抜いても、すぐに水が貯まる方は炎症が引かず変形性膝関節症やリウマチの疑いもあります。
これ以外には運動のしすぎや生活習慣などが関与している場合もあります。
日々の生活の中で、膝に負担がかかる姿勢、動きなどをしていて、関節の正常な動きがしにくくなり、水が溜まったり、痛みがでます。
その場合には膝の関節の動きを正常に動けるようにすることも大事になりますが、他の股関節や足関節の状態が悪くなっているかもしれません。
これらの関節は膝と同じく歩行時や屈伸時に関与します。
膝に直接的な原因がなくても股関節や足関節の状態が悪くなってしまっていると膝絵の負担が過度にかかり、水が溜まったり痛みにつながります。
そうなると水を抜いたりマッサージや電気治療だけだど中々症状が改善されにくいことがあります。
一時的に状態がよくなることがあっても、膝以外に原因がある場合だとまた症状が戻ってきてしまうこともあります。
身体全体をみていきなぜ膝に負担がかかってしまっているのかを問診・検査などで見つけ出していくことがとても重要になります。
これらのことによって、膝に負担がかからないようにして痛みや水が溜まらない状態にしていくことが大切です。
膝でお困りの方は状態が悪くなり、仕事や生活に支障が出る前に当院にご連絡ください。
下北沢JM整体院
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