四十肩で悩んでいる方へ
皆さんこんにちは!
あなたの
本日は『四十肩で悩んでいる方へ』ということで話していきたいと思います。
年齢を重ねると、肩関節がスムーズに動かなくなることがあります。
これを通称『四十肩』と言います。
正式名称は『肩関節周囲炎』です。
この記事の目次
- 四十肩の原因
- 四十肩の症状
- 四十肩と肩こりの違い
- 対処法
- まとめ
四十肩の原因
四十肩は、肩関節にある『腱板』という組織が炎症を引き起こして、痛みが出ることが多いです。
これは、老化に伴い、筋肉や腱の柔軟性が失われスムーズに動かなくなるからだと言われていますが、実際のところははっきりしていません。
四十肩の症状
四十肩などは、肩甲骨と上腕骨をつなぐ肩関節の部分に痛みが出ます。
そのため、腕を持ち上げるような動きが難しくなり、その中でも腕を外側に回すような動作は特に痛みを感じます。
例えば….
- 髪を後ろで束ねる時
- 電車で吊り革を掴む時
- 洋服を着替える時
- 洗濯物を干すとき
- エプロンの紐を結ぶとき
- etc…
ただ痛みがあるというだけではなく、いつもの簡単な動作が困難になり、日常生活に不便を感じる方もいらっしゃいます。
四十肩では、痛みの強い『急性期』と、痛みが少し落ち着いてきた『慢性期』、痛みが改善する『回復期』に分けられる。
急性期
1鈍痛
肩周りが重苦しい感じになる
↓
2感覚異常
肩周りの感覚が鈍くなり、腕に違和感を感じる。
肩周りに張りを感じる時もある。
↓
3疼痛
ズキズキと、疼くような痛みがある。
肩を動かす際に痛みを感じる。
朝晩に痛みが強くなってくる
↓
4夜間時痛、安静時痛
動いても痛いし、何をしてない時でも痛い
夜寝る時に痛みがあり、寝付けなかったり、痛みで目が覚めたりする。
慢性期
・夜間や、安静時の痛みが軽くなる
・過度に動かすと強い突っ張り感がある。
・急性期の痛みにより、関節が硬くなり、可動域が狭くなりやすい
回復期
・徐々に痛みが改善し、可動域の制限も緩くなる
・動かしても痛みが出なくなる。
四十肩と肩こりの違い
簡単にいうと、
肩こりは『筋肉疲労』
四十肩は『炎症』のような状態です。
一般的な肩凝りは、筋肉の緊張から、血液循環が悪くなったり、習慣化した姿勢の悪さや、運動不足、ストレスなどにより、筋肉疲労が起こり、張りや痛みを引き起こします。
一方で、四十肩は、老化などにより、肩関節をとりまく関節包や腱板に炎症が起こることで痛みが生じると言われています。
そのため、中高年に発症することが多いです。
対処法
はっきりとした原因がわからない四十肩ですが、悪化させないためにも、ケアがとても大事です。
運動療法
四十肩などの施術は「運動療法」がメインになります。
ストレッチや、振り子運動などで、肩関節の緊張をほぐし、痛みを緩和し、関節の可動域を広げる目的があります。
温熱療法
患部の血行を良くすることで、治癒を促し痛みの緩和が期待できます。
自宅では、入浴をしっかりしたり、蒸しタオルなどを関節に当ててあげたりすることで温めます。
寒冷療法
四十肩などで、痛みが激しく、熱を持っている場合には冷やしてあげましょう。
こうすることで「炎症」を抑えることができます。
そのほかにも、横向きに寝たり、枕の高さを調整したりと、その症状によって臨機応変に変えていきましょう。
まとめ
今回は『四十肩』について話していきました。
年齢が上がるにつれて、関節の中の状況も変わってきます。
今やるケアが、10年後20年後の自分を救う可能性があります。
人は生きていく中で、多かれ少なかれ疲れやストレスが溜まります。
それを放置しておくと、痛みとして現れてくることもありますので、今少しでもお身体で気になるところがございましたら、是非一JM整体院へお越しください!
TEL:03−4283ー3275
下北沢徒歩8分