ストレートネックの原因と対処法
こんにちは
あなたの痛みに寄り添います。駒込JM整体院です。
本日は『ストレートネックの原因と対処法』ということで話していきたいと思います。
医療機関に、肩こりや首の痛みなどで受診された際に、『ストレートネック』と言われたことがある方はいらっしゃいませんか?
スマホの普及に伴って増加傾向になることから、『スマホ首』と呼ばれていることもあります。
では、ストレートネックになることで、どのような不調が起こってしまうのでしょうか?
この記事の目次
- ストレートネックとは?
- 原因や症状
- 対処法
- まとめ
ストレートネックとは?
最近、スマホ首という言葉を聞くことも増えてきましたが、スマホ首とストレートネックは同じものと考えてもらっていいです。
では、どのような状態がストレートネックのされるのでしょうか?
ストレートネックとは、その名の通り、首の骨が真っ直ぐに近づいている状態を意味します。
人間の首の骨は、7つの骨が積み重なって構成されていますが、本来であれば上記の図のように
緩やかい前弯しています。
そのアーチの構造を作ることで、頭の重さを支えることができているのです。
しかし、ストレートネックになることで、通常よりも頭の位置が前に出てきてしまいます。
また、布団に横になった時、枕と首の間に隙間ができる傾向も見られます。
簡単にストレートネックをチェックするには
まず、壁際に立ってみましょう。
壁にかかととお尻、肩を付けた時に、頭が壁から離れているもしくは、意識しないと頭が壁につかないような場合は、ストレートネックになっている可能性が高いとされています。(確定ではないです。)
原因や症状
ストレートネック自体は病気というわけではありません。
しかし、首の骨の本来持っているアーチ構造が損なわれることで、様々な不調のリスクが増えてきます。
ではなぜストレートネックになってしまうのか?
スマホの見過ぎ
先ほども、ストレートネックは「スマホ首」といったように、スマホの普及に伴って増加傾向にあります。
私たちの頭は、体重の10分の1程度の重さがあるとされており、重力の影響で首には常に負荷がかかることになります。
首の骨のアーチがしっかりしている場合は、首にかかる負荷は4kg〜6kg程度とされています。
この程度の負荷による筋緊張であれば、一晩休むことで回復も期待できます。
しかし、頭が前に出た状態で作業するにつれて、首にかかる負荷も増していきます。
顔を前に30度傾けて、頭が前に出ている状態だと、首にかかる負荷は約18kgまで跳ね上がります。
このような状態が続くことで、首の筋肉が緊張して、硬くなった筋肉によって、首の骨が引っ張られて、徐々に首の骨のアーチがなくなり、真っ直ぐになってしまいます。
視力の低下
パソコンやスマホを見過ぎて、視力が低下してくることで、必然的に、画面へ顔を近づけたり、姿勢が悪くなっていくことで、結果として、ストレートネックになるリスクが増します。
骨盤の後傾
長時間のデスクワークにより、骨盤が後傾することで、姿勢が猫背気味になります。
骨盤が後傾することで、バランスを取ろうと頭の位置が前に移動します。
そうすることで、結果としてストレートネックになるリスクが増します。
身体に合わない寝具
毎日使っている枕が高すぎたり、硬すぎたりすることで、寝ている間にも、首に負担をかけてしまうことがあります。
その結果、首周りの筋肉が硬くなり、姿勢が悪くなっていくことでストレートネックになりやすくなります。
また、逆にあまりにも柔らかい布団を使っていることで、寝返りが自由に打てなくなり、寝ている間にも身体が疲れてしまい、結果としてストレートネックになってしまうリスクが増えます。
症状
ストレートネックになると体だけではなく、精神面にも悪影響を及ぼす可能性があります。
- 頭痛
- 自律神経の乱れ
- 肩こりや首こり
- 眼精疲労
- めまい
このような症状を訴えることが多いです。
対処法
正しい姿勢を保持する
・スマホ使用時
なるべくケータイを覗き込む姿勢をやめて、目線の高さまで画面を持ってくるなど、頭が前に出たり、必要以上に下を向いた状態にならないようにしましょう
・PC使用時
パソコンも、スマホ同様画面の高さを調整したりしましょう。
また座る際の骨盤の角度も大事なので、椅子の高さを調整して、しっかりと足がつく高さに調整しましょう。
・睡眠時
健康な人は一晩で20〜25回ほど寝返りを打つとされているため、寝るときの姿勢にはそれほど神経質になる必要はありません。
しかし、先ほども述べたように、寝具が合わなくて出ている可能性があるので、寝起きに疲れが取れていなかったり、首がダル重い感じがある方は、一度しっかりと寝具関係の方に相談してみましょう。
ストレッチ
ストレートネックだけではなく、腰痛や肩こりなど、痛みやだるさがある方、またそうでない方もしっかりとしたセルフケアをやることをお勧めします。
疲れがたまらない方はいませんし、疲れない方もいません。
今ある疲れが、いつか痛みとなって現れることがないように、日々ストレッチやマッサージなどできることを少しずつ継続しましょう!
まとめ
本日は「ストレートネック」について話していきました。
現代人はほとんどの人がスマホやPCを見ています。
使うことが多いものだからこそ、そこから痛みや辛さにつながらないように、しっかりとした正常な状態に作りましょう!
今、お身体のお悩みがある方はぜひ駒込JM整体院へお越しください
あなたの痛みや悩みの解決をお手伝い致します。
店舗情報
駒込JM整体院
〒114-0024 東京都北区西ケ原1-56-12グランドルチェ駒込1F
TEL03-5972-4392